被害者から聞く架空請求の手口!

知人Aさんから、架空請求の被害に遭ってしまったと話しがあり、その手口を「にせサギ」で活用してほしいとのことで状況を紹介します。

目次

1、身に覚えのない請求に焦って電話

2、電話では怖い男性と優しい女性

3、対応方法

4、相談場所

 

1、身に覚えのない請求に焦って電話

ある日いきなり身に覚えのないアダルトサイトからの30万円の請求メールがAさんのもとに届いたとのことです。30万円の請求がされていて、焦って電話をしました。

 

2、電話では怖い男性と優しい女性

そうすると、男性が「登録をしたのだから30万円を支払うように」と脅すように話してきたとのことです。男性は「すでに登録してあり、あなたの携帯電話には動画を見る機能がついているのでそれをなかったことにはできない」「解約するなら、まず請求額を払い解約してください」など話し30万円を払うように脅してきました。

その後、話しをしていくうちに担当を変わりますと男性がいい、今度は女性に変わりました。女性は優しい声で「すでに登録が済んでいるので請求額を支払いが必要なこと」を繰り返し話すと同時に「ある程度なら金額を減らせます」といってきました。

Aさんはそこでいくらまで減らせるかと聞き、はじめは20万円程度だったですが、話すうちに10万円以下になったとのことです。10万円以下なら支払えるし、当初の30万円よりも全然マシだと思いアマゾンのギフトカードの番号を写真で送るという方法で支払いをしました。

IMG_2259

これが、Aさんが被害にあった架空請求のおおよその全容になります。

架空の請求メールを送りつけ、焦って電話をしてきたAさんに対してはじめは恐怖心を煽る男性が脅すように30万円を払うように話し、その後女性が優しく金額を下げていき支払える金額まで下げていくというのが今回の架空請求の手口です。

人はいきなり多額の請求がきたら確認のために焦って電話をしてしまいます。その心理を悪用した手口です。

 

今回の件でAさんのメールアドレスと電話番号は悪徳業者のリストに載ってしまったので変更をするようにと伝えています。

 

3、対応方法

いきなり、数万〜数十万円の請求メールが届いたら驚いてしましますがすぐに連絡はとらずにまずは架空請求ではないか疑いましょう。連絡をとってはいけません。

基本的にインターネット上で金銭取引をする場合はクレジットカードか、銀行振込、アマゾンカードなどのプリペードカードでの支払いがあります。

銀行振込に関しては基本的に振込がされてからのサービス提供になるので、すでにサービス登録をして利用できるのですぐに登録しろというのは100%架空請求です。

また、今回のようにアマゾンカードのシリアル番号を送って支払うというのは会社の金銭取引としてはあり得ない形式です。このような取引方法を言われた場合も100%架空請求です。

 

架空請求の場合は絶対に連絡をとらずに無視をしましょう。電話をしてしまうと、電話番号を知られてしまい迷惑電話が来たり悪用されてしまいます。

 

4、相談場所

アダルトサイトからの請求などは人に相談しづらいですが消費者ホットラインで電話相談ができます。

消費者ホットライン 0560-064-370

消費者ホットラインは相談を受け付ける際に、氏名、住所、電話番号、性別、年齢、職業を尋ねられます。しかし、それらが第三者に渡ることは絶対にありませんので安心して電話してください

見て触れて学ぶネット詐欺体験サービス「にせサギ」

にせサギはネットサギを安全に体験できるサービスです。
子供・高齢者・障害者、誰もが安全にインターネットを使える社会を目指しています。
解説の小冊子や教え方や授業案を記載した資料も無料で配布しています!

https://nisesagi.com

関連記事

ページ上部へ戻る