図書館のパソコン関連の棚にあり面白そうだったので読んでみました。
名言集というのは、単純に名言を集めたものとある人に焦点を当ててある名言とその背景を描くものがあります。
「あなただけができることをやりなさい〜ソフトウェア界の偉人23人の名言集」はその中間といった本になります。
一人当たり20ページ弱でその人の生涯と功績を紹介し、その名言を書いています。
23人は
チャールズ・バベッジから始まり、フォン・ノイマン、坂村健、ジャン・バッカス、グレース・ホッパー、ジェームズ・ゴスリング、エズガー・ダイクストラなどが並びます。
本書の題名である「あなただけができることをやりなさい」はエズガーの名言で、エズガーは構造化言語アルゴル(ALGOL)の制定に関わった人物です。
正直、私の知識不足でそれぞれの技術がどのようにすごいのかを十二分に把握することはできませんでしたが、パソコンがどういう経緯を至って現在のような形になったのか。その一部は読み取ることができました。
また、COBOLはグレース・ホッパーという女性によって作られたというのは驚かされました。この本の中でも唯一の女性です。
他にも、TRONなど知っている人は知っている技術などが紹介されているのでそういったものを知りたいという人にはオススメです。これを読んで興味を持つ技術や人物を探してそこから別の本を読んでみるという使い方はなかなか良さそうです。
プログラミング技術を得る本ではありませんが、読み物として面白く、関連書籍も読みたくなる本です!
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