macでwindowsを同時に稼働させることのできる便利な仮想アプリを紹介したいと思います。
「vm fusion」というアプリです。
仮想化とは何か、というお話なのですが、端的に言うと。マトリョーシカ人形のように、メインPCの中に一定のスペースを作成して、そのスペースを使って別のOSを動かすことのできるシステムです。
基本的に、macの場合、bootcampといって、macのOS Xとwindowsを切り替えることが出来る機能が、無料でバンドルされています。※windowsのOSは有料
ただし、基本的に電源を入れた時や再起動時にしか切り替えはできず、同時に使用できません。これらは、仮想化を用いれば、同時に、手早く切り替えが可能です。
まとめると
●BootCampは同時に起動不可能
●仮想化ソフトは同時かつ複数起動可能
といった感じです。
ただ、欠点もあり、仮想化の場合、本体の100%の性能を生かすことは不可能です。
その理由は、使えるスペースは、仮想化で決められた範囲まで、という理由です。なので、グラフィック性能が必要な動画作成関連は、bootcampに劣ります。ただし、動画編集は、mac側でやれば問題ない為、使い方によってはそこまで欠点にもならない面もあります。
仮想化は、windows用excel、wordなどの、windows用のアプリを使う用で、マニアックな使い方だと、各種実験用といった使い方も可能です。
仮想化の場合、万が一仮想マシンがおかしくなっても、本体に与える影響がほとんど無い為、実験に重宝します。
また、windowsにwindowsを仮想化することで、面白い使い方をすることが可能です。こちらは、vm ware player(営利目的の場合はvm ware work station)を使うことで可能です。
パソコン教室の使用例だと、メインのwindows7にoffice2010を入れて、その中に、仮想のwindows8.1にoffice2013を入れて、さらに仮想のvistaにoffice 2007を入れる、といった使い方をすることで、1台で複数のOS、officeを同時に稼働させることが可能です。
この方法を用いた場合、受講用PCを何台も導入するよりも、導入費を安価にすることが可能です。
さらに、何台も物理的に稼働させない為、電気代などの維持費も安価にすることが可能です。
次回は、このvm fusionにwindows10をインストールする際の注意点について執筆したいと思います。
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