- 2014-5-2
- ブログ
先日は「IE(インターネットエクスプローラー)の脆弱性と対策」について記事を書きましたが、解決に至ったようです。
自動アップアップデートで直しているので特になにもしないで大丈夫です。
今日はそもそもインターネットブラウザ(ブラウザ)ってなに?って話からどうして今回のIEの脆弱性が大きなニュースになっているのか解説をしようと思います。
初めに、ブラウザとはインターネットを見るために使うアプリの総称です。
インターネットエクスプローラー(IE)、グーグルクローム、サファリなどは全てブラウザです。他にもファイアフォックス、オペラなどがあります。
これらの何が違うのかというとそれぞれを作っている会社が違います。
IEはマイクロソフト、クロームはグーグル、サファリはアップルによって作られています。
先日の記事で取り上げたIEの脆弱性が大きなニュースになっているのはマイクロソフトが作っており、widnows7や8に標準搭載されているからです。つまり、シェアが高い。
また、この脆弱性はゼロディ攻撃をされていたとのことでこれも今回の大きな特徴です。ゼロディ攻撃とは脆弱性(故障部分)が発覚する前に悪意を持つ人によって攻撃されていたことを指します。つまり、マイクロソフト社が把握しないうちにIEが悪用されてしまったということです。
しかも、その悪用によってパソコンの遠隔操作が可能であるということからその脆弱性がいかに深刻であるかが伺えます。
ちなみにこの脆弱性を発見して会社に指摘してあげるのがハッカー(良い人)、逆に悪用するのがクラッカー(悪い人)と言われます。
なのでハッカー=悪い人ではないです。
これがブラウザとは何かを含めた今回のIEの脆弱性についての簡単な概要です。
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