iPhone 16レビュー(ややマニアックな視点から)

iPhone 16を前モデルや他モデルと比較しつつ、マニアックな視点からその魅力や気になる点を紹介します。

使用した機種
今回の比較に使用したのは以下のモデルです
• iPhone 16 256GBモデル
• iPhone 15 Pro 256GBモデル
• iPhone 15 256GBモデル
• iPhone SE3 256GBモデル

iPhone 15とiPhone 16の主な違い
iPhone 15から16にかけて、特に気になった進化点をいくつか挙げてみました。

Apple Intelligenceに対応
iOS 18の新機能である生成AIを活用した「Apple Intelligence」に対応しています。これにより、デバイスのパフォーマンスがさらに向上しています。

チップセットの進化
A16 BionicからA18チップに変更され、処理速度が向上。

メモリの増量
6GBから8GBへと強化され、よりスムーズなマルチタスクが可能に。

Wi-Fi 7対応
iPhone 15ではWi-Fi 6までの対応でしたが、iPhone 16ではWi-Fi 7に対応しています。Wi-Fi 7対応によって高速な通信が可能です。

カメラコントロールボタンの追加
新たに本体側面にカメラコントロールボタンが追加され、撮影時の操作性が向上。

充電速度の向上
有線およびワイヤレス充電が高速化されており、特に新型MagSafe使用時に最大25Wでのワイヤレス充電が可能です。

良かった点
iPhone 16を使用してみて、特に好印象を受けたポイントを挙げてみます。

全体的なスペックアップ
メモリやCPUの性能向上に加え、バッテリーの持ちも向上しており、全体的な完成度が非常に高いです。

カメラコントロールボタンが便利
使ってみると意外としっくりくるカメラコントロールボタンは、撮影時の操作が快適になりました。

気になった点
新機能に関して、いくつか気になる点もあったので紹介します。

Apple Intelligenceは日本語非対応
現時点では「Apple Intelligence」は日本語に未対応です。iOS 18.4以降のアップデートに期待です。

Wi-Fi 7の活用には高いハードル
Wi-Fi 7のフルスペックを活かすには10Gbps回線や専用ルーターが必要ですが、コストが高くなります。また対応している場所も少ないため、実際の利用シーンでは15 Proと大差ない通信速度でした。

ワイヤレス充電は純正MagSafeでのみ高速化
25W対応のワイヤレス充電は純正のMagSafeでのみ利用可能でしたが、30分で50%充電というスペック通りの性能を発揮しました。

有線充電は通常20W駆動
45W対応とされていますが、実際には純正ケーブル使用時に部分的に35W程度で充電できるものの、基本的には20W駆動が中心です。

使用感:iPhone 15やSE3と比較して
実際に使ってみた感想を、iPhone 15やSE3との比較を交えながらお伝えします。

バッテリーの持ちが向上
iPhone 15と比較してバッテリー持ちは約2時間延びており、iPhone SE3と比べると倍近く長持ちします。例えば、iPhone 16で動画をストリーミング再生すると8時間以上持ちました。

カメラの進化
カメラ機能も順当に進化していますが、特にカメラを重視するならProモデルがより良い選択です。

快適な使用感
全体的に使い心地は良く、不満はほとんどありません。ただし、新機能をメインに据えると制限が多く、現時点では焦点にはならないかもしれません。

旧モデルやSEユーザーは買い替えるべき?
結論として、買い替えるかどうかはユーザー次第です。バッテリー持ちが重要なポイントであれば、iPhone 16は十分に選ぶ価値があります。ただし、価格がそれなりに高いことや新機能がまだ完全に活かされていないことを考えると、現状iPhone 15を持っているユーザーは大きな恩恵を感じにくいかもしれません。
一方で、iPhone 14以前のモデルを使っている場合は、買い替えを検討する価値があるでしょう。

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